1989年に発表されたDURAN DURAN(デュラン・デュラン)初のベストアルバム。
輝かしい80年代を代表する、豪華な楽曲が収録されている。
- Planet Earth
- Girls on Film
- Hungry Like the Wolf
- Rio
- Save a Prayer
- Is There Something I Should Know?
- Union of the Snake
- Reflex
- Wild Boys
- View to a Kill
- Notorious
- Skin Trade
- I Don’t Want Your Love
- All She Wants Is
ニューロマンティックの代名詞とも云える、華やかで魅惑的なプロモーション・ビデオが話題となったデビュー曲#1.Planet Earthや、セクシーなプロモーション・ビデオで家族の団らんを引き裂いた(笑)、ポップで当時としてはかなりハイセンスだった#2.Girls on Film(グラビアの美少女)、TM Networkにも大いに影響を与えたとされる#3.Hungry Like the Wolfや、K-1のミルコ・クロコップが入場曲にしている#9.Wild Boys。英国の人気映画“007”のテーマ曲である#10.View to a Kill等が収録されている。
曲順もほぼ時系列に並んでいるので、DURAN DURANの輝かしい軌跡を振り返るのにも良い。
また、どれもポップでバラエティに富んでいるので、DURAN DURAN初心者の入門編としても良いだろう。
コアなファンにとっては、未発表音源等のオマケが無いのと、現代ではCD-Rやmp3、MD等で好きな曲を気軽に編集できてしまうので、コレクション目的以外で入手する必要性はあまり感じないだろうが。
改めて思うのは、サイモン・ル・ボンの難解な歌詞やアンディー・テイラーのシャープなカッティング、ジョン・テイラーとロジャー・テイラーの二人が魅惑的に絡み合うリズム隊。そしてなによりも、ニック・ローズのシンセサイザーによる絶妙な味付けを堪能するのには、まさにベストなアルバムだと云うことだ。