アンディ・テイラーとロジャー・テイラーの両名が脱退し、3人組として活動をしていた時期の作品です。
- Notorious
- American Science
- Skin Trade
- Matter of Feeling
- Hold Me
- Vertigo: Do the Demolition
- So Misled
- “Meet el Presidente”
- Winter Marches On
- Proposition
このアルバムは結構評判が悪いんです。
それは楽曲が良くないというわけではなくて、メンバーが脱退(アンディ・テイラーとロジャー・テイラー)してしまったり、曲調が大人になったりして、ファンの人(多くの女性)がガッカリさせたことが理由だと思います。
このアルバムは、プロデューサーにナイル・ロジャースを迎えたファンク色の強い作品でして、ホーンセクションやギターのカッティングが強調された#1. Notoriousを聴いてみれば、決してレベルの低いものではないんだということが直ぐに判ります。
因みに、Notoriousって単語は“悪名高い”という意味。
「ノ・ノ・ノットーリアス、ノットーリアス♪」
って女性のコーラスから始まるイントロ。これって、
「あ・あ・悪名高い、悪名高い♪」
ってことですよね…格好悪い(笑)。
…あらためて思うのは、このバンドって良いメロディを作るなぁってことですね。
シンセサイザーの出番があまり無いように思うんですが、ニック・ローズは嫌じゃなかったのかな。あの人はなんだか我が侭そうだから、結構ごねたと思うんだけど(笑)。