DURAN DURAN(デュラン・デュラン) / Seven And Ragged Tiger

今回は初期DURAN DURANの傑作、3rdアルバムのSeven And Ragged Tigerを紹介します。
英国のみならず全世界をもターゲットに据えた本作は、トータルバランスに優れた作品になりました。

  1. The Reflex
  2. New Moon On Monday
  3. (I’m Looking For) Cracks In The Pavement
  4. I Take The Dice
  5. Of Crime And Passion
  6. Union Of The Snake
  7. Shadows On Your Side
  8. Tiger Tiger
  9. The Seventh Stranger

1. The Reflex
この曲は有名ですね。メロディアスでダンサブル。
当時の流行の粋を集めると、この曲に行き着く気がします。
思わず口ずさみたくなる程に覚えやすい歌詞が、心地良さを倍増させています。
洋楽のアルバムって、一曲目からポップ・チューンが入っていると不安になる。「この曲以外良い曲がなくて、後半に行くごとにグズグズになるんじゃないか」って。
2. New Moon On Monday
ファンの間でも人気の高い楽曲。サイモンの低い声~高い声までが堪能できます。
4. I Take The Dice
この曲を聴くと、「ああ、浅倉大介はデュランデュランが好きなんだな」と勝手に思ってしまいます。
6. Union Of The Snake
この曲も有名ですね。アイドル時代の吉川晃司が歌っていた曲で、この曲に物凄く雰囲気の似ている曲があったなぁ…
7. Shadows On Your Side
この曲はイントロから最後までが何となくドラマティックでお気に入りです。
8. Tiger Tiger
インストです。

ここまでDURAN DURANのアルバムを何枚かレビューしてきましたが、この曲も良いと思いません。どうやら彼らのインスト物は肌に合わないのかも。
インストは矢張り、一音一音の必要性とか展開だとか、そういう部分で聞いてしまうので、仕方ないか。
ウォーレン・ククルロが在籍している頃の曲そんなこと無かったんだけどな。

とっても良く纏まっている本作ですが、若干の大人しさを感じました。RIOの様に弾けきった作品のあとだからそう思うのかもしれないけど。