DURAN DURAN(デュラン・デュラン)/ Pop Trash(ポップト・ラッシュ)

今回レビューするのは、DURAN DURAN(デュラン・デュラン)が2000年にリリースしたオリジナル・アルバムPop Trash(ポップ・トラッシュ)です。

  1. Someone Else Not Me
  2. Lava Lamp
  3. Playing With Uranium
  4. Hallucinating Elvis
  5. Starting To Remember
  6. Pop Trash Movie
  7. Fragment
  8. Mars Meets Venus
  9. Lady Xanax
  10. The Sun Doesn’t Shine Forever
  11. Kiss Goodbye
  12. Last Day On Earth

本作はデビュー以来所属していたEMIグループを離れ、ハリウッドと契約してリリースされました。
嘗てのような煌びやかで華やかなイメージのアルバムではなく、比較的落ち着いて聴ける作品ではないかと思います。
残念ながらメンバーは三人(サイモン・ル・ボン、ニック・ローズ、ウォーレン・ククルロ)のままで、ウォーレン・ククルロの得意とする曲調が、かな~り色濃く出ちゃってます。ウォーレン大好きな僕が聴いても、これじゃDURAN DURANじゃないんじゃないか?(苦笑)と思ってしまう程。
#1のアコースティックなナンバーの出だしはちょっと意外ですが、#2#4はウォーレン加入後に定番化したエフェクティブなナンバーは軽快でなかなか。
#3の気怠く重厚なナンバーも悪くない。その後は再びアコースティックな曲調が続き、流石に退屈しちゃいますが、DURAN DURAN史上最速&ハードなナンバー#12.Last Day on Earthには驚かされました!

…でもデュラン・デュランじゃねーぞこりゃ。
大人が聴けるDURAN DURANと云うとらえ方をすれば良いんだろうけど、ちとしっとりし過ぎていて個人的な好みからは逸れたアルバム。